春季キャンプからの帰還・再出発

ボーイスカウト宇都宮15団の春季キャンプを終え、宇都宮市森林公園を8時半近くに出発し、9時には彼女のマンションに到着する。

積載する道具を追加・入れ替えし、シャワーを浴び、10時頃早稲沢浜キャンプ場に向かって出発する。


東北道・磐越道ともに渋滞は無く、12時頃には猪苗代インターに到着。

途上にあるベニマルで残りの食材と弁当を買い、駐車場の車内で昼食を摂り、再びキャンプ場を目指す。


北塩原村に入るとロードサイドに根雪が残っているのが目につき、気温もいちだん下がったのが感じられる。

庄助キャンプ場、曽原湖キャンプ場、曽原湖オートキャンプ場、こたかもりキャンプ場の脇を通ると、けっこうな数の車が止まっているのが見える。


さらに北に向かって車を進めるが、これが長い…。檜原湖の大きさを実感する。


車が桔梗山の辺りまで来ると、広めの浜に様々なテントやタープが張られているのが目に飛び込んできてテンションが上がる…。

到着・設営

13時半過ぎ、ようやく早稲沢浜キャンプ場に到着する。

受付で料金：大人2人×2泊×1,500円＝6,000円を払い、場内に車を進める。


早稲沢浜キャンプ場は、受付突き当りの浜から北に向かってフィールドが広がっており、受付近くの湖畔はテントでそこそこ埋まっている。

もしくは湿地のようになっていたため、とりあえず奥まで車を進めてみる。

雪融け水で湖面が上がっているのか、湿地のようになっているエリアがけっこうありました

いちばん奥まで行くと、先客から離れているうえ、カヤックを出せそうなポイントがあったのだが、増水した際には水没している様子が見て取れたため、今晩の天気予報は雨ということもあり、大事を取って止めることにした。

今回はルーフラックにカヤックとトルテュライトを載せ、RVボックスは車内に積んだため、荷室に余裕が出た。


先客２組の中間あたりに適当な場所があったため、『この距離ならヒンシュクを買うこともないだろう…』と設営を始める。

この地図よりも実際はもっと水位が高く、湖寄りのエリアは水没していた。

キャンプ場が空いていると、お隣さんとの距離は逆に気を遣う…。(^-^;;;


トルテュライトを張り始めるとパラパラと雨が落ち始める。(^-^*)

天気予報では夜からのハズだったのに、やはり山の天気は分からない…。


トルテュライトを張り終え、彼女がギアを幕内に運び込んで設置する一方、ペグ打ち＆張り綱を引き、小川テントのリバティフォレスト・ヘキサを設営する。

ヘキサの下にカヤック関連ギア、焚き火/ダッチオーブン関連ギアを運び込んだところでいったん設営終了。

20年近く前に買った割にはなかなかのシルエットを見せてくれた小川テントのリバティフォレストヘキサ


既に時刻は16時！

始めたのが14時頃、雨で設営効率が落ちたとは言え、設営に2時間かかっている。

やっぱり私は持ち込む道具が多すぎるんだろうなぁ…。(^-^;;;


Mirro 5cup Perc.でコーヒーを淹れ、しばしまったり…。

2日の睡眠時間は3時間半、3日は4時間半、団キャンプとのハシゴはさすがに堪え、ちょっとお疲れ気味のワタシ…。(^-^;;;

夕方の一漕ぎ、夕食

パラついていた雨もいつの間にか上がり、明日に備えてカヤック(アドバンスドエレメンツ グリーン キングフィッシャー2 コンバーチブル)を組み始める。

時刻は17時を回っていたが、せっかくなのでちょっとだけ漕ぐことにする。

サイトの目の前からエントリーし、とりあえず沖に…。

風が無いため、軽く漕いでもスイーッと進むのが嬉しい。

あまり遠くには行かず、キャンプ場前の湖面で1時間ほど過ごしてからサイトに戻り、夕食の準備を始める。

本日の夕食は予定どおりトムヤムクンとガパオライス。

IP-2222ALとIP-3257HA。個人的には最高の絵柄です。(^-^)

スパイスを全部そろえるのは大変だし不経済なので、アライドコーポレーションのトムヤムクンセットに有頭エビ、シメジ、タマネギを加えた簡単なモノ。

辛いけど美味しいトムヤムクン

一方のガパオライスもスータイのバジル＆チリペーストで鶏ひき肉、ニンジン、シメジを炒め、半熟卵を載せた簡単バージョン。

卵を少しずつ崩して混ぜて食べると辛さがマイルドに…

今回はチェックイン時間が（いつもより）遅く、ゼロから作っている余裕はないだろうと予想して“素”を使ったが、正解だった。

卓上にはいつものようにIP-200LA

暴風雨…

夕食を終えたところで、念のため、タープ下から薪、炭、ダッチオーブン等を車内に退避させる。


作業を終え、トルテュライトに戻った瞬間、パラパラと天井を打つ雨の音が…。

次第に雨足は強くなり、風も伴うようになる。

そして、遂には暴風雨のレベルに…。

暴風雨に揺れるネビュラチェーン


天気予報では“小雨”のハズだったが、コレのどこが“小雨”なんだ？？？


カヤックはひっくり返してあるし、タープもテントもガッチリとペグダウンしてあるので、吹き飛ばされたり崩壊する危険性は無いが、いかんせん音がすさまじく、恐怖心を煽られる。(^-^;;;


ちょっと心配な気もするが、疲れには勝てず、23時頃には眠りに落ちてしまう…。

IP-3257HAとP-572のW大型ランタンで幕内も明るく…


【続く】