1998年のオープン間も無い頃に個別サイトを、その翌年はフリーサイトを利用。
長い冬眠を経た2013年6月のキャンプ復帰第一弾がココのトレーラー泊でした。

自然と高規格が巧みに同居した素晴らしいキャンプ場で、私のお気に入りの一つです。


■自然環境
ふくしま県民の森の中にあるため、周りは森。
場内も自然の景観を巧みに活かして設計されており、高規格でありながら自然を色濃く感じられる素晴らしいキャンプ場です。




■サイト
個別サイト>>>
駐車スペースが舗装、テントサイトは芝生でしたが、原発事故の除染が理由なのか、2013年6月には芝生が剥がされ、砂が撒かれていました。

奥行きがけっこうあり、大型テントとタープを連結して張ることも可能です。

各サイトには一体型の木製テーブル/ベンチがありますが、移動させることは可能です。

また、AC電源は標準装備です。


フリーサイト>>>
キャンプ場のいちばん奥にあり、駐車場よりも一段高く土が盛られており、車の乗り入れはできません。

外周部に向かって開けているので眺めは良いのですが、逆に風を遮るものがないため、吹きっ晒しとなります。

私たちがフリーサイトを利用した際は風が強く、タープが倒壊したり、張るのを断念した利用者が何組もいました。
（それでも、スノーピークのHDタープ・レクタMはビクともしませんでした。さすがスノーピーク…）



■施設
まずは立派なビジターセンターで受付を行ないカードキーを受け取ります。

キャンプエリアへの入口にはゲートがあり、カードキーを通さないと入れません。

このビジターセンターには、ロビー、ライブラリ、売店、食事ができるカフェなどもあります。

また、キャンプエリアには各ブロックごとにサテライトハウスがあり、お湯の出る洗い場、調理台の他、自動販売機、洗濯機、シャワー室、水洗トイレ、そしてゴミ置き場が設けられています。

このサテライトハウスも近代的な建物で、メンテナンスも行き届き、とても快適に利用できます。




■お風呂
このキャンプ場の大きな特徴が場内に温泉があること。
露天風呂まで備えてます。

しかも、この温泉、チェックアウト後も利用時間内なら入浴することが可能です。

つまり、撤収後に温泉で汗を流し、さっぱりした状態で帰路に就くことができるのです。

この温泉が『フォレストパークあだたらをまた利用したい』と思わせる大きな要因の一つです。



■買い出し
ICからキャンプ場に向かう途中にPLANT-5という大型スーパー＆ホームセンターがあります。
たいていの食材、燃料はココで調達可能です。



■レジャー
「ふくしま県民の森」ということで、場内には遊歩道が張り巡らされており、森林浴やバードウォッチングが楽しめます。

また、ストリームパークという水遊び場、キッズパークというロープ製の大型ジャングルジムもあります。



■総論
オープンの頃から利用していることもあり、思い入れの深いキャンプ場です。

東日本大震災～原発事故が様々な部分に影響を及ぼしていますが、この素晴らしいキャンプ場をぜひ続けていってほしいという意味で、今後も利用したいと思います。