グリンヴィラ「秋のキャンプ大会」

音丸

2017年11月20日 13:44


グリンヴィラ秋のキャンプ大会開会式。撮影:くわぽん

11月18日、大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラで行なわれた「第16回秋のキャンプ大会」に行ってきました。

と言っても“参加者”ではなく、UFD'sキッチンでダッチオーブン料理をふるまう“スタッフ”として…です。


と言いますのも、リーダー格のくうママさんがよんどころない事情で参加できなくなってしまったため、急遽代役でスタッフに入ることになりました。


私、黄缶会の会長を務めていますが、実は古くからのUFDメンバーであったりもします。(会員ナンバーは45)

私の師匠であるGaaさんがUFDの初代リーダーだったため、説得に負けてUFDを購入したのが始まりで、惜しまれながら早逝された2代目リーダーのLICAさんも古くからのキャンプ仲間です。

イベント開催日がボーイスカウトの活動と重なったり、私が休眠期間に入ったこともあって、UFDとしての活動に参加したことはありませんでした。


『古くからのメンバーなのにノータッチはよろしくないなァ』と思い、一月ほど前からくうママさんに「お手伝いは要りますか?」と尋ねていたこともあり、今回ピンチヒッターにご指名いただきました。(^-^)


グリンヴィラ場内の紅葉。撮影:ozaさん



当日(18日)、9時半からのミーティングを終えると、さっそく仕込みに入ります。


今回のメニューは「サータアンダギー100個」「黒はんぺんフライ150個」「ハヤシライス100食」、そして「焼きリンゴ100個」

これら全てをozaさん、くわぽん、私の3人で作ります。
ozaさんは黄缶会および親爺キャンプ、くわぽんは親爺キャンプ仲間なので、精神的にはかなり楽です。


揚げ物担当の“ozaさん”はさっそくサータアンダギーの生地づくりを、ハヤシライス担当の“くわぽん”は米とぎを始めます。

私はサータアンダギー用にバターを溶かし、ハヤシライス用の野菜を切って、二人のフォローを行なった後、焼きリンゴの下ごしらえに着手。

大子産の紅玉100個を洗い、ひたすら芯抜きを行ないます。



その途中、サテライト脇で一服していると「音丸さんですよね?」と声をかけられます。

以前菖蒲ヶ浜キャンプ場でお会いしたことがあり、ナチュブロとインスタで交流させていただいている落ち葉さんでした。

ココでイベントスタッフに入ることはインスタでもナチュブロでも予告していなかったので、「よく見つけましたね~?」と驚いていたら、まずは車(ルーフキャリアを載せた日産ノート)で気付き、さらに朝方駐車場で私を轢きそうになった際に確信したそうで…。
(ちなみに私、轢かれそうになったことすら気付いていません 滝汗)

こうやって声をかけていただけるのは嬉しいものです。
落ち葉さん、ありがとうございました。m(_ _)m



さて…

そうこうして、100個の芯抜きが終了した時点で2時間半経過!(^-^;;;;

この後、リンゴ100個にグラニュー糖とバターを(切って)入れてアルミホイルで包みつつ、炭熾しを行なう…という作業が残っています。

ozaさんもくわぽんもまだ自分のメニューにかかりきりであることを考えると、当初予定されていた16時提供はかな~り難しい状況です。(>_<)


グリンヴィラ・スタッフと協議し、結局、提供時刻を開会式終了後の19時半頃に延期することになりました。


サータアンダギーの試食が始まりました。撮影:ozaさん



黒はんぺんフライの仕込み。撮影:くわぽん



黒はんぺんを揚げています。撮影:くわぽん



とりあえず50個ぶんの下ごしらえが終わったので、残りの50個は加熱中に行なうことにし、炭熾しに取りかかります。

UFD20インチ(特注品)+12インチディープx5を使って焼ける量は50個なので、2回に分けて焼かなければならないのです。


チャコスタ5個を12インチディープ5台の上に載せ、豆炭250個への着火を行ないつつプレヒート。
20インチのプレヒートは大型プロパンコンロで行ないます。


ozaさんはサータアンダギーと黒はんぺんの提供が終了したので、ここからは二人体制です。


豆炭全てが熾きたところで第一弾の50個を焼き始めますが、豆炭の火力が弱く、こちらが計算した温度にはなりません。


急遽UFバーベキューグリルを組み立て、熾きていた豆炭を敷き、その上に火が付きやすいマングローブ炭を並べ、さらにその上に豆炭をいっぱいに入れたチャコスタを置きます。

その後はチャコスタ5台とUFバーベキューグリルをフル稼働させ、熾きた豆炭を大量に生産、追加投入してダッチの温度を上げていきます。

大量の豆炭を熾してダッチオーブンを加熱します。撮影:くわぽん



その間、残っていた50個の下ごしらえはグリンヴィラの女性アルバイト3人にお願いし、流れ作業でチャチャッとこなしてもらいました。(^-^;;;


開会式開始から30分以上が経過した頃、ようやく第一弾が焼きあがります。

出来上がったモノをバットに移し、新たにリンゴを投入して再び炭火にかけます。


閉会式終了後、まずはくわぽんのハヤシライスが、続いて焼きリンゴの第一弾が振る舞われます。

玉ねぎを飴色に炒めた、くわぽんこだわりのハヤシルゥ。撮影:くわぽん


そして、大量の豆炭投入でダッチオーブンの温度が上がっていることもあり、今度は40分(くらいかな?)で火が通った第二弾も滑り込みで焼きあがり、間髪入れずにサーブされます。

20インチダッチオーブンには焼きリンゴが21個! 撮影:くわぽん



なんとか間に合ってホッとしたのが19時半。

途中グリンヴィラさんが用意してくれたお弁当を食べるのに10分ほど昼食休憩しましたが、ふと気付くと9時間半作業しっぱなしという、実にハードな1日でありました。


その後は、くわぽんが作ったハヤシライスと屋台の豚汁を夕食としていただきます。


今晩、ozaさんとくわぽんはそのままグリンヴィラのロッジにお泊りですが、翌日ボーイスカウト活動がある私はそうはいきません。

後ろ髪を引かれる思いで、20時半頃帰路に就きました。



とにかく、この量を3人で作るのは大変でした。

まずは、ozaさん、くわぽん、ホントにお疲れさまでした。

それから、終始お気遣いいただき、有り余るほどの歓待をいただきました、伊藤副支配人を始めとするグリンヴィラ・スタッフの皆さま、適時ヘルプに入ってくれたアルバイト・スタッフの皆さま、ありがとうございました。

最後に、焼きリンゴづくりをお手伝いいただきましたビブラントの石角社長にも感謝申し上げます。
人手が足りなかったので、非常に助かりました。m(_ _)m



今回グリンヴィラのキャンプ大会は初参加でしたが、レベルの高さに驚きました。

仕事柄、イベントは数多く見てきましたが、準備、運営、状況への対応力等々、非の打ち所がありません。

失礼な言い方かもしれませんが、とても“一介のキャンプ場のイベント”とは思えません。

改めてグリンヴィラ・スタッフの質の高さに敬服しました。


あなたにおススメの記事
関連記事