トルテュライトを1年使っての感想

音丸

2015年12月10日 19:46


先日の「第11回黄缶会オフ」でトルテュライトを使って丸一年になりました。

本Blogの検索キーワードNo1は“トルテュライト”、記事アクセス1位もダントツで「トルテュライトを使ってみて」なので、1年使ってみての感想を書かせていただくことにします。



■設営性



ペグと張り綱の数が多いのでそれなりに時間はかかりますが、許容の範囲内。

先日の黄缶会オフできみちゃんのトルテュPro設営をちょっとお手伝いしましたが、幕の硬さが全く異なり(まぁ伸びないこと…)、トルテュProとトルテュライトでは設営の大変さはかなり違いますね。


不安なのは以前書いたように両サイドのAフレームを組み立てて立ち上げる際(生まれたての子鹿のように脆く、この時に突風をくらったらひとたまりもない)なのですが、運良く、設営中に突風や強風に見舞われたことがありませんでした。


同じく、黄缶会オフで三好さん所有のランドロックを設営する機会があったのですが、構造的にはランドロックのほうが風に強いと思います。



■居住性



紆余曲折を経て、幕内レイアウトの基本形は下図のように確定しました。

リビングスペースは、二人ぶんのLDK(ハイスタイル)+アルパカ(ストーブ)を賄うには十分なスペースです。


立体収納でスペース効率をもっと良くすれば、3人・4人でもイケるでしょう。



■快適性


トルテュProと比較してメッシュパネルの数が少ないため、夏場は暑いのでは?と思われている方が多いようです。

今年の夏は高原のキャンプ場で過ごしたこともあり、フロント、Dドア、サイドパネルの全てをメッシュにすることもありませんでした。

ちょっと脱線しますが、そもそも、真夏に、高度が低く、木蔭の恩恵も受けられず、風も期待できないキャンプ場では、どんなテントでも暑いのは変わらないかと…。(笑)


冬場はアルパカ(灯油ストーブ)1台+大型ランタン2基で暖房を賄っています。

ポカポカという訳にはいきませんが、外気温+10℃は確保できています。

アルパカは対流式ですし、大型ランタンによる暖気も上に溜まるので、サーキュレータはやはり必要です。

私の所有するサーキュレータは交流式なので、電源サイトでないと使えないのが難点。
電池式にしておいたほうが良かったですね。

もちろん一酸化炭素警報機を使用していますが、鳴ったことは一度もありません。



■メンテ等


雨天撤収後、マンションのベランダで辛うじて干せる大きさかな…。

晴れた日に設営して干したほうが良いのは言うまでもありませんが…。

この時はつくづく『大きいテントも考えものだ』と感じます。



■結論



サンドーム4、シンドーム4、スクリーンキャビンHG、ORIONにランブリ・ソロ…、すべてかなりリーズナブルに入手しているため、正直、こんな高価なテントを買うとは思っていませんでした。(笑)

それでもスポオソのセールで20%OFFでしたし、来年1月12日には128,000円に値上がりすることが既に発表されていますので、「買っておいて良かった」というところでしょうか…。


寒い時期、ツールームテントでのキャンプは確かに快適ですし、彼女に「寒い思いはさせない」という約束でデュオキャンプしていますので、今や欠かせない幕です。

唯一の難点は、トルテュPro、トルテュライトがフィールドに多く、他のキャンパーと代わり映えしないという点でしょうか?(笑)


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