【前回までのあらすじ】
岐阜県の
平湯キャンプ場で2泊3日のグルキャンを終え、高山市内を観光した私たち。
そのまま次のキャンプ地である新潟県の休暇村妙高・笹ヶ峰キャンプ場には入らず、長野市のホテルに1泊しました。
●笹ヶ峰キャンプ場へ
7月21日火曜日。
ホテルでゆっくり過ごした私たち、チェックアウトしたのは10時近くでした。
途中、長野IC近くの「おぎのや」へ寄っておみやげを買い、私が大好きなナスのおやきを買い食い。(^-^;;;
当初は妙高高原IC周辺で昼食を摂るつもりでしたが、面倒くさくなり、「おぎのや」の隣にある「そば蔵」で朝食兼昼食のお蕎麦…。(笑)
その後ようやく笹ヶ峰キャンプ場に向けて出発。
妙高高原ICで上信越道を降りたら、あとはひたすら山道を登ります。
最後の集落である杉野沢を過ぎてからが長い…。
ヘアピンカーブが連続し、車1台ぶんの幅しかないところが何箇所も…。
栃木の山道で慣れた私でも、ちょっとうんざりするほど…。(^-^;;;
そんなこんなで12時45分頃笹ヶ峰キャンプ場に到着。
平湯の初日とは打って変わって非常に良いお天気で、陽射しが暑いほど。
売店、シャワー、コインランドリーを備えたキャンプセンター
チェックイン時間は13時、スタッフの方もいなかったので、とりあえず設営場所を探します。
フリーサイトは広大な草地ですが、全体的に傾斜しており、平らな場所は多いとは言えません。
それに、荷物をリヤカーで運ばなければならず、道具の多い私たちとしてはあまり奥までは行きたくありません。
笹ヶ峰キャンプ場のリヤカーは小型で、一度に少しの荷物しか運べないのです。
先客は3組。皆さんキャンプセンターから近いところに設営されています。
●アブと格闘しながらの設営
先客と程よい間隔を取れ、なおかつ地べたが平らなところがあったので、受付を済ませた後、リヤカーで荷物を運び
(結局、6往復しました。泣)、設営を開始します。
せっかくの高原キャンプなので、トルテュライトだけでなく、その前にHDタープ・レクタMを張り、屋外LDKとしました。
ところが、トルテュライトを張っている最中、中に
アブが何匹も入り込み、張り終えたHDタープの赤い部分にもたかり始めました。(^-^;;;
虫の苦手な彼女が思わず悲鳴を上げます。
苦労してトルテュライト内のアブを駆逐した後、ようやく内部の設営を開始。
アブが再び中に入らないよう、トルテュライトはその後ずっとメッシュ状態が保たれ、オープンになることはありませんでした。(^-^;;;
●場内散歩
虫と格闘しながらの設営を終え、コーヒーを飲んで一息ついたところでキャンプ場内を散歩します。
笹ヶ峰キャンプ場には、私たちが利用したフリーサイトの他にオートキャンプサイトが2種類あります。
一つはAC電源を備え、区画も広いタイプで、こちらは開けた場所にあるため、暑さが気になります。
もう一つはAC電源の無い、区画も狭いタイプで、鬱蒼とした林の中にあり、暗く、ちょっとジメジメした感があります。
私的には、リヤカーで荷物を運ぶ大変さはありますが、開放感があり、木立も利用できるフリーサイトがやはりいちばん良いのではないかと思いました。
●夕食
彼女がキャンプセンターでシャワーを浴びている間、私は米とぎ&炭熾し。
本日の夕食は、ウルメイワシ、ししとう、しいたけ、アスパラを炭火で焼いたものに野沢菜漬け、ご飯、お味噌汁というシンプルな物。
ウルメイワシ、ししとう、しいたけ、アスパラを炭火で焼いた夕食
私がちょっと体調を崩し、食欲があまり無かったため、簡単なものにしました。
日が落ちるとさすがにアブもいなくなったので、タープの下でいただきます。
その後気温も下がったので、場所をトルテュライトに移し、幕もフルクローズします。
就寝前に駐車場脇のトイレへ向かっていた時のこと、彼女が
「すご~い!」と声を上げます。
見ると、
空には無数の星が…。
笹ヶ峰キャンプ場内には背の高い外灯がないため、星空がよく見えます。
標高が高く、空気がキレイな妙高ならではの光景です。
しばし二人して零れ落ちんばかりの星空を眺めて過ごしました。
[避暑キャンプ(2)に続きます]