避暑キャンプ(1) 2015年7月21日 笹ヶ峰キャンプ場

音丸

2015年07月30日 12:01



【前回までのあらすじ】
岐阜県の平湯キャンプ場で2泊3日のグルキャンを終え、高山市内を観光した私たち。
そのまま次のキャンプ地である新潟県の休暇村妙高・笹ヶ峰キャンプ場には入らず、長野市のホテルに1泊しました。


●笹ヶ峰キャンプ場へ


7月21日火曜日。

ホテルでゆっくり過ごした私たち、チェックアウトしたのは10時近くでした。

途中、長野IC近くの「おぎのや」へ寄っておみやげを買い、私が大好きなナスのおやきを買い食い。(^-^;;;

当初は妙高高原IC周辺で昼食を摂るつもりでしたが、面倒くさくなり、「おぎのや」の隣にある「そば蔵」で朝食兼昼食のお蕎麦…。(笑)



その後ようやく笹ヶ峰キャンプ場に向けて出発。

妙高高原ICで上信越道を降りたら、あとはひたすら山道を登ります。

最後の集落である杉野沢を過ぎてからが長い…。

ヘアピンカーブが連続し、車1台ぶんの幅しかないところが何箇所も…。


栃木の山道で慣れた私でも、ちょっとうんざりするほど…。(^-^;;;


そんなこんなで12時45分頃笹ヶ峰キャンプ場に到着。
平湯の初日とは打って変わって非常に良いお天気で、陽射しが暑いほど。

売店、シャワー、コインランドリーを備えたキャンプセンター


チェックイン時間は13時、スタッフの方もいなかったので、とりあえず設営場所を探します。

フリーサイトは広大な草地ですが、全体的に傾斜しており、平らな場所は多いとは言えません。

それに、荷物をリヤカーで運ばなければならず、道具の多い私たちとしてはあまり奥までは行きたくありません。

笹ヶ峰キャンプ場のリヤカーは小型で、一度に少しの荷物しか運べないのです。


先客は3組。皆さんキャンプセンターから近いところに設営されています。



●アブと格闘しながらの設営


先客と程よい間隔を取れ、なおかつ地べたが平らなところがあったので、受付を済ませた後、リヤカーで荷物を運び(結局、6往復しました。泣)、設営を開始します。


せっかくの高原キャンプなので、トルテュライトだけでなく、その前にHDタープ・レクタMを張り、屋外LDKとしました。



ところが、トルテュライトを張っている最中、中にアブが何匹も入り込み、張り終えたHDタープの赤い部分にもたかり始めました。(^-^;;;

虫の苦手な彼女が思わず悲鳴を上げます。


苦労してトルテュライト内のアブを駆逐した後、ようやく内部の設営を開始。

アブが再び中に入らないよう、トルテュライトはその後ずっとメッシュ状態が保たれ、オープンになることはありませんでした。(^-^;;;



●場内散歩


虫と格闘しながらの設営を終え、コーヒーを飲んで一息ついたところでキャンプ場内を散歩します。

笹ヶ峰キャンプ場には、私たちが利用したフリーサイトの他にオートキャンプサイトが2種類あります。

一つはAC電源を備え、区画も広いタイプで、こちらは開けた場所にあるため、暑さが気になります。

もう一つはAC電源の無い、区画も狭いタイプで、鬱蒼とした林の中にあり、暗く、ちょっとジメジメした感があります。

私的には、リヤカーで荷物を運ぶ大変さはありますが、開放感があり、木立も利用できるフリーサイトがやはりいちばん良いのではないかと思いました。



●夕食


彼女がキャンプセンターでシャワーを浴びている間、私は米とぎ&炭熾し。

本日の夕食は、ウルメイワシ、ししとう、しいたけ、アスパラを炭火で焼いたものに野沢菜漬け、ご飯、お味噌汁というシンプルな物。


ウルメイワシ、ししとう、しいたけ、アスパラを炭火で焼いた夕食

私がちょっと体調を崩し、食欲があまり無かったため、簡単なものにしました。

日が落ちるとさすがにアブもいなくなったので、タープの下でいただきます。


その後気温も下がったので、場所をトルテュライトに移し、幕もフルクローズします。


就寝前に駐車場脇のトイレへ向かっていた時のこと、彼女が「すご~い!」と声を上げます。

見ると、空には無数の星が…。

笹ヶ峰キャンプ場内には背の高い外灯がないため、星空がよく見えます。

標高が高く、空気がキレイな妙高ならではの光景です。

しばし二人して零れ落ちんばかりの星空を眺めて過ごしました。




[避暑キャンプ(2)に続きます]


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