タープ角度設定の考え方を応用すると、簡単に一人でタープを立ち上げられます。
以下はその手順です。
ベテランの方はもちろんお読みになる必要はないですよ~。(^-^;;;
まずは設営したい場所にタープを広げます。
1) 続いて、メインポールの位置に目印用のペグを打ちます。
これは後でタープを立ち上げる際、基準の位置が分からなくなってしまうのを避けるためです。この目印用ペグは後で撤去します。
2) メインポールの端を目印ペグに合わせ、45度の角度に開いて置きます。
これは
水平面での張り綱角度を45度にするためです。60度にしたい場合は開く角度を60度にします。
3) 反対側のメインポール端にペグを打ちます。
これで“メインポールの高さ”と“タープからペグまでの長さ”が一致して直角二等辺三角形となり、張り綱の地面に対する角度も自然に45度となります。
4) 反対側も同じようにしてペグの位置決めを行ないます。
※3)の時点で立ち上げてしまうと、反対側の位置決めができなくなるので、必ず反対側も行なっておきます。
5) メインポールの底部を目印用ペグに合わせ、メインポール先端とペグに張り綱をかけて立ち上げます。
このとき、張り綱のテンションは7分目くらいにしておき、
ポールは“内側”に倒しておきます。
内側に倒せば、ポールが倒れないように張り綱が支えてくれます。(右図)
6) 同様にして反対側も立ち上げます。
7) 張り綱のテンションをフルにかけて稜線をピンと張ります。
8) 目印用のペグを抜きます。
9) レクタの場合は、サブポールを立て、張り綱を引きます。
最初のサブポール2本は“タープの中心に向けて”、残りの2本は“対角線上にあるサブポールに向けて”張り綱を引きます。
10) 必要であれば、最初に立てたサブポール2本の張り綱角度を修整します。
11) すべての張り綱のテンションを調整し、バランス良くピンと張ります。
文字で見ると面倒そうですが、秩序だった作業なので、実際にやってみれば実に簡単です。
一人で15分くらいでできますので、この間、パートナーは別の作業ができて効率的です。