【キャンプ録】第18回栃木県キャンポリー 2016年8月6日

音丸

2016年08月10日 21:27


那須野営場のシンボル、場内中央にあるトーテムポール。
いちばん上に那須与一と扇があしらわれています


危険な徴候…


今朝は全員が時間前に起床。

昨日同様、食事当番は朝食と昼食を作り、後片付け、点検、朝礼とスムーズに進みます。


慣れてきたのでしょうが、この“慣れ”が問題。

肉体的・精神的な疲労が現れてくる一方、慣れて“こなせる”ようになったので“油断”が生まれる…。

長いキャンプの途中にこういう日が“来る”ことが多々あります。


現に、朝礼からサイトに戻っても整列せず、勝手にテントに行くスカウトがチラホラ…。

しかも、呼んでもなかなか戻って来ない。

明らかに注意力が散漫になっていて、このままプログラムに出したら大怪我する危険性があります。


「勝手な行動は取るな、必ず班長の指示に従え!」と一喝し、緊張感を取り戻します。



オープンデー


昨日と同じように各班は午前のプログラムに出かけて行きます。

投石器作りに勤しむレオ班


同じくマウス班@投石器製作中


今日はオープンデー(一般開放日)で、リーダーに引率されたカブスカウト(小学3~5年生)やビーバースカウト(小学1~2年生)、それに一般の方が見学に来場します。

スカウトが書いた短冊を飾り付ける本部スタッフの皆さん

各エリアでは一般向けのプログラムが用意されており、模擬魚釣りをしたり、ブレスレットを作ったりする他、ボーイスカウトのお兄さん・お姉さんたちが高度なスカウト技能を発揮している場を目にすることとなります。

緑色のマーキー(イベントテント)ではブレスレットづくりが行なわれています



午前のプログラムを終え、サイトで昼食(今日はホットドッグ)を摂ったら、再び午後のプログラムへ…。

ひもぎり式発火法でちょうど“ほくち”が燃え上がったところ



早く帰って来た班は、宿題となっている竹ランタンづくりに勤しんだり、大営火で歌う歌を協議したり練習したり…。

男子スカウトは午後のプログラムを終えてから班長に連れられてシャワーを浴びに行きました。



大営火


昨日に続いて班長の適格な指示の下、素早く夕食を済ませたスカウト君たち、後片付け、点検もスムーズに終了します。

予定よりも30分ほど遅れての19時30分頃、大営火開始の合図(太鼓)が聞こえてきたので、各自自分が作った竹ランタンを手に会場のカブ広場へ向かいます。


竹取りの翁から参加者全員へメッセージが伝えられた後、火がアシスタントを務めるベンチャースカウトにリレーされ、ベンチャースカウトが薪組に点火します。


ベンチャースカウトの進行で全ての班が1曲ずつ歌を披露。

時には全員の合唱、輪唱で、時には踊りを交えて…。



ひとひのおわり


1時間ほどで大営火は終了し、その後は班会議、そして班長会議。

閉会式後は撤収となるため、上級班長、班長と段取りを確認して安定の3日めは終了となりました。



三日目の感想


文字にするとやけに三日目の内容が少ないですが、それだけ問題がなかったという証です。

朝こそ一喝しましたが、その後はグリーンバーもスカウト君たちも実に安定していて、遅れることなく着々とスケジュールをこなしていました。

たった3日間でメキメキ力を付けていく子どもたちの姿は本当に驚くばかりです。


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