■起床・朝食
7時起床。
彼女は5時頃には起き、読書に耽っている。
朝食は、昨晩残ったブイヤベース、ホットサンド、コーヒー。
連休最終日の明日ではなく、今日チェックアウトする人が多いようで、撤収作業を進めている。
コーヒーをもう一回淹れて水筒に移し、パドリング用のウェアに着替え、ルーフにカヤックを積んで9時頃キャンプ場を出発…。
■ならまた湖でパドリング
9時半過ぎ、ならまた湖に到着。
「オートキャンパーズエリアならまた」の管理棟に利用届出書を提出し、管理料/駐車料の500円を支払う。
ちょうどカヤック体験ツアーが始まったところで、湖岸の駐車場はかなりの賑わい。
私たちも車からカヤックを降ろそうとしていたところ、偶然にも
fumiyukiさんと遭遇。
急に休みが取れたので、今日から「オートキャンパーズエリアならまた」に泊まることとなり、チェックイン前にひと漕ぎしてきたのだそう…。
駐車場から階段を下ってアプローチまでカヤックを運び、ならまた湖に漕ぎ出す。
昨日に引き続き天気は良好で、空は抜けるような青空、風も無く、南岸に沿って順調にカヤックを進めて行く。
湖上でカヤッカーとは誰とも遭遇しなかった昨日とは異なり、今日は何艇もすれ違う。
湖の東端近くに浜が見えたので、接岸できそうな場所を探し、上陸してみる。
陸地部分は大きいが、特に見どころは無く、コーヒーを飲んで一休みしたら再び漕ぎ出す。
東端の流れ込み付近まで行ってみるが、こちらもあまり雰囲気は良くない。
北岸に沿って漕ぎ続けると、北端の流れ込みと思われる入江を発見。
入り組んだ中に入り、川が流れ込んでいるところまで行くが、ここも上陸できるような場所ではなかった。
他に見どころも無かったので、向かい風に逆らいながら、12時半頃にはスタート地点に帰着する。
カヤッカーは多かったが、フィールドとしてはならまた湖よりも奥利根湖のほうがずっと面白かった。
■奥利根水源の森
せっかくならまた湖まで来たので、照葉峡まで足を伸ばす。
ところが、看板らしきものが無く、「奥利根水源の森」まで来てしまう。
駐車場に車が停まっていたので、橋から川を見てみると、家族連れが川辺でピクニックを楽しんでいた。
私たちも川辺まで降りてみると、木陰の清流が実に心地よい雰囲気を醸し出している。
ジャブジャブと川の中に入り、しばし“森林浴”ならぬ“木陰の清流浴”を楽しむ。
■昼食・キャンプ場散策
昼食はキャンプ場の帰路途中にあった「佳のこ」というお店で“きのこうどん御膳”。
うどんは手打ち、漬け物も自家製、お刺身も山奥とは思えないほど新鮮で美味しく、店主はおそらく以前旅館や料亭で腕をふるっていたのではないかと思われた。
キャンプ場に戻ったら、カヤックを降ろしてバラし、日なたにパーツを並べる。
ウェア類も同様に干したら、滞在3日目にしてようやくキャンプ場内を散策。
ついでに、次回に備え、管理棟近くのフリーサイトで良さそうな場所をリサーチしておく。
■夕食・温泉
陽が傾き始めたところで乾いたカヤックを片付け、炭を熾す。
朝食用に買ってあったウルメイワシとシイタケを焼きながら二人で一杯。
(ノンアルコールだけど…)
その後ご飯を炊き、残っていたビーフシチューで夕食とする。
3日目のビーフシチューは本当に絶品。味がまろやかになり、初日とは全く違うものになった。
夕食後、湯の小屋温泉の
サンバードというホテルへ…。
昼食を摂ったお店に割引券が置いてあり、日帰り入浴がの受付時間が22時までだったので行ってみることにした。
お湯は特筆すべきものはなく、内風呂だけだったが、比較的広く、ゆっくり入浴できた。
割引券で700円になったので良しとしよう…。
彼女は一足先に就寝したが、私は片付けものをしてから、零時頃床に就いた。
■9月23日
ずるずると惰眠を貪り、8時頃になってようやく起床。
ホットサンドとカップスープの軽い朝食を摂り、すぐに撤収開始。
2時間ほどで積み込みも終わり、10時半頃キャンプ場を後にした。
■総括
スノーピークウェイとのバッティングもあり、一時はキャンプ場の変更も考えたが、最奥の傾斜サイトに設営したこともあり、思ったよりも静かに過ごせ、結果的には宝台樹キャンプ場で良かった。
奥利根湖は期待どおり素晴らしいところで、熊避けの鈴を用意し、沢登りできる装備を整えて再訪したいと思う。