GWカヤックキャンプ初日の様子は
コチラ
起床・朝食
暴風雨も2時頃には治まり、その後はぐっすり…と思ったが、早くも4時頃には明るくなり、屋外で物音がし始める。
その後も活動する人が徐々に増え…、とうとう寝ていられなくなり、諦めて起床する。
まだ5時半だよ~。(^-^;;;
テントの外に出てみると、明るくなってはいるが空には雲が多い。
本来は湖上で朝焼けを拝む予定だったが、天気予報ではお昼まで曇りのため、パドリングは午後に回すことにする。
炭を熾し、炭火でカタクチイワシとシシトウを焼く。
彼女が作ってくれた冬菜のお吸い物とおひたし、昨晩の残りのご飯が本日の朝食。
ピザの仕込み、買い出し
食後にコーヒーを愉しんだら、すぐに昼食のピザ生地づくり。
2日前にボーイスカウトのキャンプで2時間かけてピザを8枚焼いたばかりだが、彼女はカブ隊のリーダーなので食べていない。
それに、プライベートキャンプはまた別のハナシだ…。
一次発酵に入ったところでボウルを車のダッシュボードに載せ、そのまま買い出しに…。
ボーイスカウト・キャンプとのハシゴで、チェックが甘く、足らない食材が多々あることが発覚したためだ…。(^-^;;;
早稲沢浜キャンプ場の弱点はスーパーが遠いこと。
猪苗代IC近くのベニマルまで40分以上走らなければならない。
速攻で買い物を済ませ、とんぼ返りでキャンプ場に戻る。
昼食はピザ
ピザ生地のガス抜きを行ない、二つに分けて二次発酵。
火消し壺から今朝入れたばかりの消し炭を取り出し、再度炭熾し、そしてスキレットのプレヒート…。
再び膨らんだ生地を伸ばし、彼女が下ごしらえしておいた食材をトッピングする。
スキレットに入れ、上6:下4くらいの割合で炭を置いて10分ほど経ってから様子を見る。
今回は備長炭成型炭の他に、物置で長年眠っていた豆炭も使ってみました。
今回は生地が厚いため、さらに5分ほど焼いたところで出来上がり。
トッピングは、チョリソーソーセージ、タマネギ、ピーマン、黄パプリカ、そしてチーズ。
10インチスキレットとほぼ同じ大きさ。強力粉の割合が多いためフカフカのパンピザに…
すっかりお天気になっていたので、昼食は青空の下で…。
天気予報どおり、昼近くには快晴となりました。
直径25cm弱の“ふかふか”ピザを2枚焼いたが、二人で完食。すっかり満腹に…。
食後のコーヒーを愉しんだら、パドリング用のウェアに着替え、湖面に繰り出す…。
利用料が人数ベースだし、空いていたということで、小川テントのリバティーフォレスト・ヘキサもこんなふうに使えました。
檜原湖をパドリング
左に白く見えているのが小川のヘキサ。
サイト前からアドバンスドエレメンツ グリーン キングフィッシャー2 コンバーチブルをエントリーさせ、まずは対岸(西岸)に見える橋を目指して檜原湖を横断する。
(右図の赤矢印)
昨晩の暴風雨が嘘のように空はすっかり晴れ上がり、真っ青な空を映した湖面も見事なブルー。
快晴のなか、スイーッスイーッと進んでいくカヤック上で頬に受けるそよ風…。
「気持イイ~!」
思わず声を上げる二人。
積み込み、乾燥は大変だけど、やっぱりカヤックを持ってきて良かったと思う。
時おりモーターボートが湖を縦断し、そこここでバスボートに出会う。
大きな檜原湖ならではの光景だろう。
昨年10月に漕いだ小野川湖は、小さいが故にモーターボートが入らず、静かに過ごせるという長所があるが、オニのようにモーターボートが走り回っている訳でもないし、予想していたより水もキレイなので、私は檜原湖も十分アリだと思う。
そばまで近づくと、キャンプ場からは橋に見えていたものが、実は橋ではなく岸壁道路の脚部で、下をくぐれないことに気づく。o(´^`)o ウー
『それなら湖を南下しよう』と引き返し始めたところで視界にあるものが…。
水中からニョッキリ生えた鳥居である。
そう言えば、どなたかのブログで
"かつてはココに集落があり、磐梯山の噴火で湖の底に沈んだが、高台にあった神社だけが残っている"
と読んだ記憶がある。
「どうなっているのか見てみよう」とカヤックを鳥居まで漕ぎ進める。
水中に潜んだ木などで艇底を痛めないよう、注意しながら慎重に神社に接近する。
参道の岩が確認されたが、予想よりもずっと深く、石段の脇まで漕ぎ寄せることができた。
大山祇神社。
水位が低いときには、この鳥居の前方に参道の両脇に立ち並ぶ岩と鳥居がもう一つ現れるらしい。
そのまま檜原湖北岸に沿ってカヤックを東に進めてから南下する。
時々吹く風をやりすごしながら漕ぐが、Tシャツ1枚では寒くなってきた…。
1時間半ほどずっと漕ぎ続けていたので、いったんジャケットを取りにキャンプサイトへ戻り、ついでに軽く休憩を取る。
改めてサイト前からエントリーし、湖の東岸に沿いながら南下する。
(上図の青矢印)
雪の残った磐梯山はやっぱり美しい…。
途中、まだ雪の残った磐梯山の雄姿を正面に望みながら南に向かって漕ぎ進める。
咲き始めた山桜、湖面に係留された"ひばら丸"、小さな島を回りながら南下を続けると、西岸に橋が見える。
道路から見た覚えがあり、遠目からでもくぐれることが確認できた。
「橋をくぐって下から眺めよう!」
斜めに横断しながら再び西岸へ…。
何とか橋をくぐり、下から仰ぎ見る。カヤックならではの光景だ…。
この時点で16時半を回っていたため、帰路は最短距離でキャンプ場へ…。
【長くなるので続きます…】