【プロローグ(10月10日)】
振替休日を取っていたので、生鮮食品を中心とした残りの食材の買出し＆積み込みを行ない、夕食を作って彼女の帰りを待つ。

仕事帰りにジムで一汗流した彼女が帰宅し、夕食と荷造りを終え、予定よりも早い23時半頃、小野川湖に向って出発。

ルーフラックに荷物を載せており、高速を使っても1時間程度しか変わらないこともあり、今回は下道で行く。


【10月11日：到着　急遽グルキャンに参加！】
早朝、キャンプ場にINすると、いっちょんさん、TORIPAPAさん、daikianeさん、Buzzさんたちがグルキャンすることが判明。

「一緒に張りませんか？」というお誘いを受けたので、急遽混ぜてもらうことにする。(^-^;


TORIPAPAさんといっちょんさんの間の第二列に設営。

幕は前回の菖蒲ヶ浜に引き続き、小川キャンパル・スクリーンキャビンHGとヨーレイカ・シンドーム4の連結。

設営している間に太陽も昇って暖かくなり、空模様から今日は一日中快晴となることが予想されたので、キッチンとダイニングはスクリーンキャビンの前に出してオープンエアに。

せっかくの暖かい日差し、爽やかなそよ風を肌で感じないのはもったいない…。(^-^)


設営が終わったら朝食。

この後さっそくカヤックで漕ぎ出す予定なので、初日の朝食はソーセージを炒め、暖めたチリビーンズをトルティーヤで巻いて食べる簡単なもの。
Mirro 5cup Percで淹れたコーヒーと一緒に陽光の下でいただく。


【いっちょん家進水式～小野川湖へ漕ぎ出し】
朝食が終わるとすぐにいっちょんさん家の進水式に参列する。


購入されたばかりのアリュート430Tにシャンパンをかけた後、全員にふるまわれる。

普段はお酒を呑まない私も彼女もこのときばかりはご相伴に預かる。


その後は全員で小野川湖に漕ぎ出す。

TORIPAPAさん家は父子でボイジャー460Tとアリュート430Tの2艇、いっちょん＆みっちょん家はアリュート430Tに夫婦でタンデム、Buzzさんはアリュート430T、daikianeさん家はドドコシに父子のタンデム、そして私と彼女はキングフィッシャー2にタンデムと、合計6艇。(^-^;;;

今回で漕ぐのは2回目、しかもスピードでは到底ファルトボートにはかなわない私たち。
無理に船団に着いていくことはせず、自分たちのペースで小野川湖の散策を始める。


キャンプ場を出て右方に進むと見慣れた光景が…。

3年前、ペンションのカヌー体験の際に漕ぎ出した場所がそこだった。

近づいて確認すると、打ち捨てられたボートの側面に“小野川湖キャンプ場”の文字が…。
てっきり今回利用した庄助キャンプ場から漕ぎ出したのだと思っていたが、私の勘違いだったようだ。(^-^;;;


その後湖の中央部に進むと、いっちょんさん、daikianeさんのカヤックと遭遇する。


小野川湖は東側と西側では様子が異なり、今回利用した庄助キャンプ場のある西側は小さな島が点在し、景観に変化がある。


1時間半から2時間ほどだろうか、岸と小島上で色づき始めた紅葉を湖上から楽しみ、ゆったり周遊してからキャンプ場に帰還する。


【昼食、燻製づくり、再び小野川湖へ】
その後、いっちょんさん家の幕に集まってキャンプ談義をしていると、Buzzさんからピザの差し入れが…。

このBuzzさん、料理だけでなく、ランタンケースやらフジカのケースやらオカモチやら、いくつも道具を手作りされている凄い方で、作品を見せていただくと同時に、大いに今後の参考になる“簡単に木板へロゴを入れる方法”も教えていただいた。(^-^)


キャンプ初日の昼食は焼きうどん。


午後もカヤックを漕ぐ予定だし、夕食にエネルギーを注ぎたいので、市販の麺と焼きそば用カット野菜を炒めるだけのお手軽版とした。

18時半からTORIPAPAさんの幕で宴会との連絡があったので、彼女が昼食を作る間、私はおつまみ用にチーズとタコの燻製をつくる。


薫製が出来上がった15時頃、再び小野川湖へ漕ぎ出す。
皆さんはお昼寝に入っているようで、今回は単独。
いったん北岸に出てから午前中よりも東へ足を伸ばす。


初カヤックで手にマメを作ってしまったため、今回はパドリンググローブを購入したが、これが正解。

掌面にラバーが貼ってあるため、力をパドルに伝えやすく、格段に漕ぎやすい。
寒い時期だけでなく、暖かいシーズンも着用したほうが良いと実感した。

夕食の準備もあるため、1時間ほど漕いでからキャンプ場に戻る。


【夕食～宴会】
私が炭を熾す一方、彼女がローストビーフの下ごしらえに入る。

牛モモ肉の塊に塩、コショウ、ニンニクを擦り込み、少し寝かせてから肉塊の4面に焼きを入れる。

プレヒートが終わったダッチオーブンの中央に肉塊を据え、周りにニンジン、タマネギ、ジャガイモを配置する。

炭は上6、下4の割合で、量はパンを焼く時よりもちょっと多め。

15分くらい経ってから蓋を取ると、表面がいい具合に焼けている。

取り分け用の大型フォークを刺し、中の温度を確認すると“ぬるい”。(^-^)

これ以上の火入れは危険と判断し、あとは余熱に任せる。


ここでソースを作るための赤ワインを忘れたことに気付く。(^-^;;;

ソースをどう作るか彼女とあれこれ論議し、手持ちの調味料では“しょうゆ＋メイプルシロップ”の組み合わせが最善だろうとの結論に達する。

ソースそのままではまるで“みたらし団子”だが、ローストビーフにかけてみると以外にイケた。(笑)


18時半からの“宴会”がどんなものかわからなかったため、とりあえず18時には二人で夕食を摂る。

（なにしろグルキャンを全く想定しなかったため食材は二人ぶんしかなく、宴会の展開次第ではせっかく作ったローストビーフを食いっぱぐれる恐れがあったから…）(^-^;;;

ローストビーフを切ってみると、内部はほどよく赤い状態だが、上部は熱の入った部分がちょっと大きい。

蓋の上に置く炭はもっと少なくて良いようだ。
それに、500gだと塊がちょっと小さく熱が入りすぎてしまうのかも知れない。

いずれにせよ改善の余地アリである。


宴会用に少し残したローストビーフと燻製を持参し、TORIPAPAさんの幕にお伺いする。

既に皆さん集合しており、私たちが最後。(^-^;;;

TORIPAPAさんの音頭で乾杯が行なわれ、その後は持ち寄った料理が振舞われ、その場で調理され…。

カヤックはもちろん、フィールド、道具など、キャンプにまつわる話題は尽きないが、徹夜移動、仮眠＆昼寝無しのハードスケジュールもあり、21時には皆さんよりも一足先にお暇させていただき、床に就いた。