田貫湖でキャンプ始め(2018年1月8日~10日)

音丸

2018年01月12日 18:14



初日(1月8日)



天気予報では13時ころから雨になるため、朝イチでチェックイン・設営するべく4時半出発。

3連休最終日の早朝ということで渋滞もなく、受付開始時間の8時には田貫湖キャンプ場に到着しました。


管理棟で受付を済ませ、リヤカーを借りてフィールドまで荷物を運びます。


ココのチェックアウト時間は12時なので、先客の皆さんはまだ撤収が終わっておらず、展望デッキ横の一等地はもちろん空いていません。

Miwaさんがあまり奥まで行くことを望まなかったこともあり、入口から100mほど入った比較的平らな場所に設営します。

今日の昼過ぎからほぼ丸一日ずっと雨が降る予定なので、少し高くなっているところを選んだのはもちろんです。





設営を終え、昼食までまだ時間があったので、とりあえず田貫湖周回遊歩道をグルリと散歩してみます。
普段はあまり見かけない種類の水鳥が気になり、ググッて調べながらホロホロと歩きます。


国立公園の一部であり、田貫湖自体が観光地であること、休暇村富士に隣接していることもあり、他にも遊歩道を散歩したりウォーキングしている人がたくさんいました。


管理棟の辺りまで戻ってくると、ポツポツと雨が…。
予報よりも少し早めに降り出したようです。

急いでテントに戻って昼食にします。
(ちなみに、この時点で先客の皆さんは全員チェックアウトを済ませ、フィールドには私たちだけとなりました)


今日の昼食はうどん。
うどん玉、油揚げ、ネギ、カマボコ、卵をヒガシマルうどんスープで煮た簡単なものです。



昼食を終えたら休暇村富士の温泉に行きます。

休暇村富士の日帰り入浴は火曜日はお休みなので、行くなら今日。
しかも時間が11時~14時と限られているので、このタイミングで行くしかありません。

露天風呂はなく内風呂だけですが、大きなガラス窓からは(晴れていれば)富士山が望めるので、入浴料600円は順当なところでしょう。


十分に温まった後、風呂から上がってロビーに出ると、なんと雨が雪に変わっています。

『スタッドレスに履き替えていないのでヤバイな~』と思っていると、やがて雪は再び雨に戻り、事なきを得ました。


明日の昼近くまではずっと雨なので、キャンプ場に戻ったらテントにお篭り状態。

アルパカに火を入れたら、明日の夕食メニューであるビーフシチューの煮込みを始めます。
これまでの経験上、ビーフシチューは当日より翌日以降に食べたほうが格段に美味しいので、手間はかかりますが、今回は敢えてこの方法を取りました。

前日(7日)から赤ワイン、タマネギ、キウイに漬けてあった牛スネ肉をタッパーから取り出し、キッチンペーパーでキレイに拭きます。

四面に焼き目を付けたら、タマネギ、ニンジン、赤ワインと水を入れ、あとはひたすらコトコト煮込みます。



ビーフシチューの仕込みが終わった後は、コーヒーを飲みながら読書をしてまったり…。


本日の夕食はスペアリブ、クラムチャウダー、パプリカのマリネ。


スペアリブも前日から醤油、酒、ニンニク、生姜、メイプルシロップに漬け込んであります。

外が雨で炭火焼きはできないので、フライパンで焼き目を着けた後、蓋をして蒸し焼きに…。

クラムチャウダーはキャンベルの缶詰にジャガイモ、ニンジン、シメジを具材追加した簡単バージョンです。

パプリカのマリネも前日に漬け込んできました。


前日の睡眠時間が3時間と短かったこともあり、23時ころには就寝…。


二日目(1月9日)


バゲットのフレンチトースト、ツナサラダ、昨晩残りのクラムチャウダーで朝食。


朝食を摂る頃にはようやく雨も上がり、頭の隠れていない完全な富士山とご対面。



洗い物を済ませたら周辺観光に出発します。
パートナーのMiwaさんは“キャンプの為にキャンプする”のはNGなので、必ず温泉や観光を予定に組み入れなければなりません。


まずは田貫湖キャンプ場からほど近い「陣馬の滝」。


岩盤から滲み出した湧き水が滝となっている珍しいタイプなうえ、滝壺まで行ける、つまり間近で見られることが特徴です。

周辺の家が生活用水に使用しているだけあって水はとてもキレイ。

すっかり滝好きのMiwaさんのお気に入りになってしまいました。


車を富士宮市外に向け、続いては富士山本宮浅間大社へ…。


ココは全国にある浅間神社の総本社ということで、実に立派。

まだ初詣を済ませていなかったMiwaさんと一緒にお参りさせていただきました。


昼食は浅間大社の向かいにあるお宮横丁へ…。

コッチ方面でのキャンプではすっかり定番となった富士宮焼きそば、静岡おでんをいただきました。


帰路、Miwaさんが「また見たい!」というので、3年ぶりに白糸の滝&音止の滝へ…。




キャンプ場に戻ったら、テーブルとチェアを屋外に出し、富士山を眺めながらのコーヒータイム。


陽が陰って肌寒くなるまで富士山の勇壮な姿を堪能しました。(^-^)


本日の夕食は昨日から煮込んでいる牛スネ肉のシチュー。


今朝デミグラスソース、赤ワイン、水、シメジを追加して煮込み、キャンプ場に戻ってきてから更に煮込んでおりました。

茹でたブロッコリーを付け合わせにし、今朝の残りであるツナサラダと一緒にいただきます。


硬いスネ肉も長時間かけて煮込んでいるためホロホロ。

出汁がたっぷり出てルゥも旨いこと!

残りは明日の朝食に充てるつもりでしたが、あまりの美味しさに二人で全てたいらげてしまいました。(^-^;;;


夕食を終えたら温泉へ…。

今日は火曜日、しかも月曜祝日の翌日のため、近くで利用できる温泉は「富嶽温泉 花の湯」一択です。

またまた富士宮市外へ向かいます。


花の湯は温泉というより健康ランドで、内風呂・露天風呂ともにたくさんの種類があります。

全体的にお湯の温度が低めなため、湯冷めしないよう、いちばん湯温が高いお風呂にゆっくり浸かりました。

風情が無いし、キャンプ場からちょっと遠くなるのでリピートは無いでしょう。


せっかく温泉で温まった身体を冷やさないよう、キャンプ場に戻ったらすぐに就寝…。

ちなみに、この夜は快晴だったため、空には無数の星が輝いていました。
(トイレの照明が明るすぎてスポイルしてしまったのがちょっと残念…)


最終日(1月10日)


ボッチキャンプをいいことに、8時近くまで惰眠を貪るワタシ。(笑)

今朝は0℃まで気温が下がりましたが、アルパカのおかげで寒い思いをすることはありませんでした。
(前の晩は雨のおかげで気温が下がっていません)

ちなみに今回の寝床ですが…

一番下にスノーピークのインナーマット、その上にコールマンのリビングフロアカーペット、その上にコールマンの封筒型シュラフ(Cold)を敷き。
Miwaさんはダウンシュラフ+フリースインナー、私はスーパーストレッチバロウバッグ#3(いい加減もっと良いシュラフ買えよ 笑)+フリースインナー+フリース毛布。
その上に更にコールマンの封筒型シュラフ(Cold)を掛けるという仕様でした。


昨晩食べすぎたおかげで二人とも食欲がなく(笑)、予定していたホットサンドは止め、朝食はリンゴとコーヒーで簡単に済ませます。


フライ内側が結露でビチャビチャになったトルテュライトの乾燥に苦労しつつも何とか11時45分にはチェックアウト完了、3日間お世話になった田貫湖キャンプ場を後にしました。




あなたにおススメの記事
関連記事