※今回利用したC28。Ｔ字路の付け根に位置し、写真手前の道をそのまま進むと草原サイト“Ｈ”に出ます。

朝起きてすぐにタープのサブポールを立て、通常の状態に戻しました。ただし、やはり風が心配だったのでメインポールは低くしたままにしてあります。
夜間の風で緩んだのか、タープがかなり弛んでいます。


■起床～朝食

朝起きてテントの外に出てみると、ありがたいことに強風は止んでいる。

私は連日の疲れと寝不足で熟睡して気付かなかったが、彼女は夜中に何度か風の音で目が覚めたと言う。

タープを通常の状態に張り直し、改めてキッチンとリビングの設営を行なう。


※スノーピークのフィールドキッチンテーブル、ガビングスタンド、プリムスのIP-STANDとIP-2222、コールマンのエクストリーム52QT、Drinking Water3といういつもながらのキッチン周り。IP-STANDの片袖にはトレイが付けてあります。



※プライベート・キャンプでは初張り(笑)のヨーレイカ・シンドーム４。インナーフロアはさすがに加水分解でベトつき気味ですが、外観は新品とほぼ変わりありません。(^-^)


焚き火を熾し、暖を取ると同時に、ダッチオーブンに水を張り、お湯を沸かす。


沸騰したお湯にオックステールを投入し、油抜きのために湯がく。



今日の朝食はワッフル、スパム・ソテー、それにコーヒー。
焼きたてのワッフルはサクサクで美味しい。

二人でのキャンプなので、久しぶりにMirroの5カップ用パーコレーターを使用した。
昔はパーコレーターとしては超定番で珍しくもなんともなかったが、今はヴィンテージとなっているらしい。何とも不思議なことだ。



■オックステールシチューの下ごしらえ、草津温泉へ

朝食を済ませた後、二人でサニタリー棟に行き、彼女が洗い物をする一方、私は湯がいたオックステールを水洗いする。


改めてDOに水を張り、焚き火にかける。

少しでも柔らかくなるよう、草津温泉に向って出発するぎりぎりまでテールを茹で続ける。

お隣の団体に事情を話し、熾きた状態の炭を譲って草津に向かう。

このキャンプ場を選んだ理由は草津温泉に近いことで、2日目に温泉に行くのは当初からの計画だった。

草津温泉街の手前で渋滞に巻き込まれたものの12時過ぎには西の河原露天風呂に着き、穏やかな日差しの下でゆっくりと温泉を楽しむ。

帰路の途中にある道の駅草津運動茶屋公園に寄って簡単な昼食を摂り、野菜を購入してキャンプ場に戻る。


ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、マッシュルーム、デミグラスソース、赤ワイン、トマト缶等を投入し、オックステールシチューの煮込みに入る。

チーズの燻製を作っておつまみにしながら再度パーコレーターで淹れたコーヒーを愉しむ。

時折オックステールシチューの味見をし、種々の調味料で味を調える彼女。

私がご飯を炊く間、先ほど購入した嬬恋キャベツとニンジンで浅漬けを作る一方、シチューがようやく納得できる味となったようで、18時頃には夕食となる。


雑然としたサイトで、風に晒され、焚き火に当たりながら摂った昨晩とは異なり、今日は火を灯したIP-200LAの下での夕食。


※オックステールシチュー、ご飯、浅漬け。浅漬けは地元のキャベツとニンジンで彼女が作ってくれました。


※オックステールシチューのアップ。左側の大きな塊がテール(尻尾)の根元部分。美味しい出汁が出るのですが、今回は圧が足らず（煮詰めるために蓋を開けていた）、骨から肉がホロリとは外れませんでした。


夕食後、洗い物を済ませたら、焚き火脇で少しだけワインを愉しみ就寝する。