クリスマス・キャンプ 2014年12月23日 日光だいや川公園オートキャンプ場

音丸

2014年12月25日 17:26



2014年のキャンプしめくくりは「日光だいや川公園オートキャンプ場」でのクリスマス・キャンプ。

一昨年までは、毎年クリスマス時期には彼女と東京で観劇デートをしていたのだが、昨年に引き続き、今年もキャンプとなった。

日光だいや川公園オートキャンプ場は、日光市が運営する公営の高規格キャンプ場で、以前に二度ほど利用したことがあるが、どちらも10年以上前のことになる。

今回は1泊ということで、アーリーインを利用。
通常のチェックイン時間は13時だが、9時半にはキャンプ場に着き、受付を済ませる。

受付で確認したところ、今日の宿泊客は私たちだけとのこと。(24日は平日だからね〜)



指定された区画は3-3。
管理棟にいちばん近いサイトである。


というのも、12月22日から凍結防止のため場内の炊事棟とトイレが使えなくなり、管理棟を利用する為だ。

ちなみに管理棟内には炊事場が無いため、洗い物と水汲みはシャワー室の洗面台で行なった。

女子シャワー室には三角コーナーと生ゴミ用のポリバケツが置かれていたが、さすがに洗面台でジャグに直接水を注ぎ入れることはできず、いったん鍋に入れてからジャグに注ぐという二度手間を強いられた。(^_^;)



立ち木の関係で3-3が最も日の光を受けやすかった(テントが乾きやすい)ため、そのまま設営を開始。

風が全く無かったため、二度目の設営となるトルテュライトもサクッと…。


広大なふもとっぱらでは気付かなかったが、こうして区画サイトに設営してみると、トルテュライトはデカイ。
日光だいや川公園オートキャンプ場・オートキャンプサイトのサイズは8×6mだが、長さはほぼギリギリだ。


インナーテント前にコールマンのリビングフロアシートとリビングフロアカーペットを敷き、中央左寄りにコタツを設置。

座椅子には15年モノのLafuma(ラフマ)CB ビーチチェアを使った。




キッチン関係は、フィールドキッチンテーブル、IP-STANDに載せたIP-2222FLA、ガビングスタンド、調理用具と食器の入ったRV BOXを前面に配置。


木箱とクーラーはリビング左側にカーペット直置き、ジャグはスタンドに載せてリビング右側の地べたに設置した。

テント内への出入りは右側のDドアを使用。




設営が終わったところで早めの昼食。

今日の昼食はレトルトのソースを使ったボロネーゼ(パスタ)と生野菜サラダ。

あくまでも今回のクリスマス・キャンプの目的はクリスマス・ディナーを楽しむことなので、昼食は簡単に済ませる。


食後のコーヒーを愉しんだ後、彼女はコタツでぬくぬくとお昼寝、私はダッチオーブンの準備をしたり写真を撮ったり…。



それでも14時半にはデザートのケーキづくりを開始。

バターとグラニュー糖を練り練りしたところへ薄力粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダーを投入して更に練り練り。

バター、グラニュー糖、ラム酒でソテーしたリンゴと生地を混ぜて耐熱皿に盛り、その上に飾りの生リンゴを載せ、カラメルを掛けてからアルミホイルを被せ、プレヒートしてあったダッチオーブンへ…。



30分経ったところで焼け具合を確認すると、下側がちょっと焦げ気味。(^_^;)

今回は火加減をかなり注意したつもりだったが…。f^_^;)

ケーキづくりはやはり難しい…。




ケーキを焼いている間、並行してローストチキンの仕込みも行なう。

丸鶏に塩、ブラックペッパー、クレージーソルトを十二分に擦り込み、お腹にセロリの葉を入れる。

付け合わせのジャガイモ、ニンジン、タマネギを大きめに切り、丸鶏にバターを塗ってからダッチオーブンに入れる。


“焦げ”を心配し下火をかなり弱くしたら、今度は弱すぎたようで、いつまで経っても鶏の脂が落ちる音がせず、蒸気も上がらない。(^_^;)

1時間ほど経ったところで蓋を開けて焼け具合を確認したところ、上火のほうはいい具合に火が入っているようなので、下火を強めにするよう炭を再配置する。


すぐに鶏から脂が落ちるジュージュー音が聞こえ、蓋の隙間から蒸気が上がるようになったので、更に20分ほど加熱、最後の5分は蓋を少し開けて皮の表面がカリッとするように仕上げる。




チキンを焼いている間にご飯を炊き、最後にキャンベルのオニオンスープ缶を温めて夕食の完成。


ローストチキンは焼き色こそ昨年に劣るが、焼き具合は申し分なく、モモ、手羽、胸と美味しくいただく。

また、今年も南部地鶏を使ったため、脂も美味しく、付け合せの野菜は鶏脂を纏わせて食する。

デザートのリンゴケーキも、ラム酒でソテーしたリンゴの混じったしっとりめの生地と、酸味と硬さの残った飾りリンゴの触感、味わいの違いが絶妙で、実に美味しかった。
底を焦がしてしまったのが実に悔やまれるため、自宅で再チャレンジした後、リベンジしたいと思う。



リンゴケーキを焼き上げ、ローストチキンの準備をしている間、嬉しい出来事があった。

私たちのサイトをサンタさんが訪れ、「1日早いんですけれども…」とクリスマスプレゼントを手渡してくれたのだ。


私たちしか利用者がいないのに、管理棟のロビーには1日中電飾の施されたクリスマスツリーが灯されていたり、キャンプ場スタッフ皆さんの心遣いには改めて感謝の意を表したい。


1時間以上かけてクリスマスディナーを堪能した後は、残った鶏と野菜を大鍋に投入して水を加え、塩コショウで味を調えた後(コンソメを忘れた)、アルパカに載せ、明日の朝食用スープとしてコトコト煮込む。

ぬくぬくとコタツでワンセグやYouTube動画を見ながら零時近くまで過ごしてから就寝となった。




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