第9回黄缶会オフ(5) 2014年11月23日 ふもとっぱらキャンプ場

音丸

2014年11月29日 00:07





【帰る人、残る人…】

型番トークがたけなわな14時頃、らいとさんと池内さんが管理棟に向かう。

実はこのお二方、今日帰るハズだったのだが、何とか予定を変更してもう一泊することになったのだ。(笑)

これも黄缶会オフの魔力か…。(^-^)



誰とはなしに「ちょっと見て回りますか?」という声が出て、連れ立ち、他のキャンパーのサイトを見学して回る。
(失礼になるので、もちろん遠目で…)

黄缶会メンバーとはいえ、もちろん幕は気になるところ。

22日からスノーピークストアのイベントだったため、さすがにSP幕が多いが、ノルディスクや小川キャンパル、テンティピといったモノポールテントも相当数あった。

中には全く知らないメーカーのテントもあり、きょうびのキャンパーの濃さを実感する。(^-^;;;



18時からの夜の部開始に向けて各自が夕食づくりにいそしむ17時半頃、日帰り参加だったチャーさんと今日まで参加のぴこさんが帰路に就き、皆でお見送り…。

行くほうも残るほうも互いに名残惜しさに溢れるアットホームな雰囲気は黄缶会オフならでは。
ホントに皆イイ方ばかりだよねぇ。



【カボチャグラタンが…】

本日の夕食はカボチャグラタン。

カボチャの上3分の1くらいをカットして種とわたをスプーンで取り除き、代わりに炒めたベーコンとキャンベルのクラムチャウダー缶、牛乳、とろけるチーズを入れてダッチオーブンで焼くものだ。


薪に火を点け、型番トークの輪の中央にセットする。

皆さんが暖を取るのと同時にDO用の炭にしようという魂胆である。


硬~いカボチャを何とかカットし、中に具材を入れ、UFD 10inch ディープにセットしたところで問題が…。

カボチャが大きすぎてフタが閉まらない…。(^-^;;;

事前に全くシミュレーションしなかったのが原因である。


カボチャの上端を少しずつ削るが、カボチャが硬く、既に具を入れているため、これが時間がかかる…。

何とかDOに収められるようになった際には、薪はほぼ燃え尽きようとしていた…。(泣)


くうママさんからデジタル温度計を借り、残った炭をかき集めてフタに載せ、下火はツーバーナーで賄おうと移動させた際、焦った私がダッチオーブンを取り落としてしまう!!(大泣)


カボチャ本体は無事だったが、具の半分はDO内と地べたにぶちまけられてしまった。(号泣)

すっかり意気消沈し、放心状態になった私を励ます一方、残った材料で改めて具を作って補充する彼女。

いつも前向きの彼女には、本当に感謝。m(_ _)m


DOを洗い、きみちゃんが熾していた炭を借り、ツーバーナーにかけて最初から加熱をやり直す。




【夜の部~シングルバーナー湯沸し競争】

(私のせいで)予定より30分ほど遅れで夜の部開始。
《写真提供:くうママさん》

カボチャグラタンはもちろん間に合わず、夜の部の間、時々宴会幕を抜け出して様子を見に行く。(^-^;;;

彼女が作ってくれた柿の生ハム巻きを振る舞い、皆さんが用意してくれた料理をありがたくいただく。



19時半頃、「シングルバーナー湯沸し競争」開始。

当初は1対1のトーナメント制で行なう予定だったが、あまりにも屋外が寒く、宴会幕内で行なうことになったため、85℃に到達する時間を競う一発勝負のタイム制となった。

持参したシェラカップ(なんでも可)にジャグから100cc水を注ぎ、ヨーイドンで点火されたシングルバーナーに置き、くうママさんが用意してくれたデジタル温度計で水温を計測する。

試技の順番は自信が無い順の自己申告制。(笑)



ということで、参考タイムも兼ね、まずは私・音丸から…。
《写真提供:くうママさん》
前回と全く同じT缶にブタン詰め替えのIP-2243PFA+チャーさん特製アルミブースターで臨み、タイムは2分10秒だった。(爆)
やっぱり詰め替えはダメだね。(苦笑)


この競技、試技者が水温を読み上げ、85℃になった時点で記録係がストップウォッチを止めるが、これが盛り上がる。
試技者が「85℃!」と告げた時点で宴会幕内のほぼ全員が「ハイっ!!」と大きな声を上げてしまうのだ。(笑)




続く試技者はきみちゃん

「実は秘密兵器があるんですよ~」と取り出したのは、なんとブリキのゆたんぽ!

「純正ブースターです」とうそぶく理由は、表面にマジックで“PRIMUS”としっかり書かれているため。(笑)


バーナーは、この日の為に新たに購入した115フェムトストーブ SWEDEN。

着火したバーナーを“自称”純正ブースターの上に載せ、さらにその上にシェラカップを載せる。

タイムは……後のお楽しみで





3番目の試技者はいたさん

ってなんで3番目? 最後じゃないの???(笑)

前回と同じく、炎を直上に噴き上げるP-131でエントリーだが、新たに集炎リングを自作・装着しているところが策士らしい。(笑)
《写真提供:くうママさん》

時間が経つと集炎リングが熱で真っ赤になり、見ているほうがハラハラする。(^-^;;;

タイムは……後のお楽しみで





4番目の試技者はちょうちちさん

前回と同じP-GFS(だっけ?)でノーマルに挑戦。

事前にカートリッジをテーブルサイドで温めていたが、

タイムは……後のお楽しみで





5番目の試技者は池内さん

昔から愛用しているIP-2263SAに今や懐かしいW缶(ウィンター缶)を装着。

熱伝導率の高い真鍮製、しかも底部の径が大きいシェラカップを見て、「これは強敵!」と参加者が一様に警戒心を露にする。(笑)


タイムは……後のお楽しみで





6番目の試技者は前回のディフェンディング・チャンピオンらいとさん
今回は機種を変え、なぜかいちばん小さいP-111でエントリー。


タイムは……後のお楽しみで





7番目の試技者はダーリン
ダーリンも前回と同じIP-2280Aで挑戦。
《写真提供:くうママさん》
明らかに不利は免れないため、試技の途中でお酒を呑んだり…

くうママさんから叱咤激励の声が飛ぶが、周りは大笑い。

タイムは……後のお楽しみで





最後の試技者は大本命のD隊長

自作した4枚の集炎プレートを身にまとった姿を事前にFacebookで公開しており、既に“ラフレシア・カスタム”の異名を取っている。

ただでさえ高出力のP-172は点火しただけで轟音と炎を巻き上げ、ノブを開放するとさらに大きな火柱が上がる。(^-^;;;


集炎プレートの下からは溢れた炎が噴き出し、心配する女性陣からは「なんでもいいから早く85℃になってー!」と悲鳴にも似た声が上がる。(笑)


85℃に到達するかしないかの時、赤い塊がバーナーから零れ落ちる。

なんと、熱に耐え切れず、集炎プレートの継ぎ目が焼ききれたのだ。(^-^;;;


気になるタイムが発表されると、宴会幕内は爆笑の渦に包まれる。







ここまで苦労した“ラフレシア・カスタム”が、きみちゃんの“インチキ・ブースター”に敗れたのだ。(爆)



最終順位は以下のとおり

第2回シングルバーナー湯沸競争 競技結果優勝:きみちゃんP-115フェムトストーブ+湯たんぽ45秒50
準優勝:いたさんP-131+自作集炎リング45秒69


3位:D隊長P-172+自作集炎プレート49秒88


4位:らいとさんP-11151秒50


5位:池内さんIP-2263SA59秒15


6位:ちょうちちさんP-GFS1分32秒


7位:ダーリンIP-2280A1分49秒


最下位:音丸IP-2243PFA2分10秒

    

《写真提供:くうママさん》
ちなみに、今回の「シングルバーナー湯沸し競争」のタイム計測、記録、順位発表はきみちゃん家のあずちゃんがやってくれました。

あずちゃん、またしてもありがとね。

ちなみに、参加者全員の合意で、あずちゃんには「黄缶会事務局」の称号が送られました。(^-^)



【復活のカボチャグラタン】

「シングルバーナー湯沸し競争」終了後、加熱中のカボチャグラタンを確認すると、皮の部分も柔らかく、ようやく食べられる状態になっていた。

ここまでの加熱時間はトータル2時間! 予定よりもはるかに時間がかかった。(^-^;;;


すぐにお皿に移して宴会幕に運び、彼女に参加者へのサーヴをお願いする。


その間、私は炭とダッチオーブンの後始末…。


一時はどうなることかと思ったが、何とか皆に振舞えて一安心。(^-^)

今回は普通のカボチャではなく、「雪化粧カボチャ」という品種を使ったので、皮まで甘く、皆さんに美味しいと言ってもらえたのも救いだった。(^-^;;;



その後、きみちゃん家はお風呂に行ったり、くうママさん&ダーリンさんはにゃんずを寝かしに行ったりと出入りはあったが、キャンプ談義は続き、彼女は22時頃、私も23時半頃にはお暇して就寝した。


続く



あなたにおススメの記事
関連記事