菖蒲ヶ浜でカヤック・キャンプ(1) 2014年9月14日

音丸

2014年09月16日 21:06


7時30分出発。
連休の中日、しかもまだ早い時間ということでいろは坂を含めて途中渋滞はなく、8時半過ぎには菖蒲ヶ浜キャンプ場に着きました。


ところが三連休ということでキャンプ場はいっぱい。
今日帰る人のチェックアウトが終わらないと入れないため、受付は12時からとのこと。


ただ待っているだけでは時間がもったいないため、インフレータブルカヤックを車から降ろし、組み立て始めます。

実はこの事態は想定済みで、早くインできなかったらカヤックの進水式&初漕ぎをしようと決めていました。

カヤックの組み立てと言っても、フロアにフォームマットを敷き、メインチャンバー×2、デックリフトチャンバー×2に空気を入れて膨らまし、シートを取り付け、座面に空気を入れるだけ。
慎重にやっても20分ほどでした。

ドライバッグに着替えと貴重品を入れてカヤックに積み込み、PFDを装着したら早速中禅寺湖に漕ぎ出します。
(すっかり舞い上がり、進水式するのを忘れ、カメラを持って行くのを忘れました)(^_^;)


一漕ぎするとカヤックはスイ〜っと水面を滑るように進みます。
インフレータブルだからもっと水の抵抗を受けると思いましたが、以前漕いだカヌーよりずっと軽く、予想を上回るものでした。

この日は天候に恵まれ、陽射しは少し暑いくらいだったので、湖面を渡る風が実に気持ち良い。

※実は午後に漕いだ際の写真です。

外周を回って水上からキャンプ場を伺い見ると、水辺はもちろん、奥までテントがいっぱいに立っています。

とりあえずカヤックを南西方向に進め、ココからもっとも近い砂浜のある栃窪を目指します。

周囲に山を仰ぎ、広い中禅寺湖の湖面を進んでいくのは実に快感。

※こちらは翌日撮った写真です。

「気持ちいい〜」
「カヤックやって良かったね〜」

と思わず漏らす2人。(^_^)


微風ながらも追い風を受け、40分くらい漕いだところで栃窪に到着。

波に押されるままザッと砂浜に艇首を乗り上げた後、降りてカヤックを陸に引き上げます。


私たちと同じようにカヤックで来られた方が4組ほど、ハイキングで来られた方が1組先客でいらっしゃいました。

初カヤックということで準備が悪く、飲み物もカメラも持って来なかったため、私たちは栃窪では流木に腰掛け、小休止を取る程度。

慣れた方たちはチェアやバーナーなどを持参され、思い思いに過ごしていました。


千手ガ浜まで行くと戻りが遅くなってしまうため、初漕ぎはココまでとし、いったんキャンプ場に戻ることにします。

往路とは逆に帰りは向かい風、風を受けやすいインフレータブルカヤックにちょっと難儀しながら11時過ぎにはキャンプ場に着きました。

早めにインを受け付けているかな?と思い、砂浜にカヤックを残したまま管理棟に向かうと、やはり「受け付けは12時からです」との答え。(^_^;)

仕方なく車に戻ってシューズに履き替え、時間を待ちます。




11時半頃、トイレから戻った彼女が「受付に何人も並んでるよ」と言うので、再び管理棟に行き、列に並びます。

12時10分前ぐらいになり、受付開始。
大人2人ぶんのテント料2000円、タープ料1500円、翌日も夕方までいるのでデイキャンプ料2人ぶん1000円を支払い、それぞれを示す札を受け取ります。

リヤカーを借りて荷物を積み込み、管理棟まで戻ると、サイトまでの道中、スタッフが場内の案内とルールについて説明してくれました。



サイトに着き、設営場所を探しますが、テントエリアは本当に混み混みで、隣り合って張っている状態です。

水辺が埋まっているのは確認済みのため、できるだけ浜に近いところを探すと、チェックアウトした方が張っていた跡なのか、幸いにしてスクリーンとテントを張れるスペースがありました。

ウロウロしていたら、すぐに埋まってしまう怖れがあるため、ココに決め、すぐに設営を開始します。


利用者がフリースやダウンを着用するほど気温が下がることはFacebookページで確認していたため、今回は彼女の希望でタープではなくスクリーンキャビンHGを持参。

縦にシンドーム4を連結し、その脇をオープンキッチン&リビング、カヤック置き場とするレイアウトに決定しました。





とりあえず調理と食事ができる最低限の設営だけ行なったら、浜からカヤックを回収してサイトまで運び、彼女は昼食の支度、私はテントの設営に入ります。



《続く》


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