縄文の森たざわこ(1) 2014年7月19日

音丸

2014年07月23日 12:01



6時30分頃、予定より30分ほど遅れて出発。

上河内SAから東北自動車道に乗り、北に向ってひた走る。

長い道のりなので、途中、晴れ、曇り、ガス、小雨、本降りとめまぐるしく天気が変わる。

ルーフラックに荷物を積んでの走行は今回初体験だったが、やはり空気抵抗が大きく、巡航速度はいつもより20km/H減。
途中鶴巣PAで1回休憩したが、盛岡ICを降りたのは11時頃だった。


国道46号線で岩手・秋田県境を越えると、それまでの曇り空が青空に変わる。

12時少し前、最初の目的地である田沢湖駅前に着いた頃には暑いくらいになっていた。

「あれ~、晴れてる!」

車から降り、歓喜の声を上げる二人。


食べログで下調べしておいた昼食先の店が臨時休業だったため、近くの「田沢湖市」という物産館の中にある「そば五郎」というお蕎麦屋さんに入る。

このお店も食べログでチェック済みで、お蕎麦屋さんながらも月に何日か醤油ラーメンを出す日があり、ちょうどその日に当たったため、私は醤油ラーメンを、彼女はお蕎麦に海老天、地鶏炊き込みご飯、出汁巻き玉子などが付いた五郎セットを注文。和だしの効いた優しい味のお蕎麦とラーメンを美味しくいただいた。




その後、「田沢湖市」で地元野菜を、近くにあるグランマートという大きなスーパーで残りの食材の買出しを行ない、キャンプ場に着いたのはチェックイン時間よりも30分ほど早い13時半頃。


既に何組も設営を始めていたため、受付に行ってみると、すんなりと時間前に受け付けてくれた。


フリーサイトに行くと既に5組ほどが炊事棟に近い位置に設営を開始・完了していた。

東側が開けている(撤収日の朝、テントが早く乾くように)、木立の隣(陽射しがきつい際、木陰の恩恵を受けられるように)を設営場所にチョイス。


ここのフリーサイトは元々キャンプサイトではなく、後からフリーサイトにしたため、炊事棟から離れている。
それに、南側は公道に面し、北側の頭上には電線が走っているため、Blogで「お勧めしない」と書かれている方が何人かいた。


しかし、ひっきりなしに通る訳ではないため、車もあまり気にならなかったし、タープのおかげで電線も視界に入らなかった。それに、炊事棟まで遠いと言ってもそれほどの距離ではない。

逆に、区画サイトよりもお隣さんとの距離が保てるうえに自由に設営でき、区画サイトが遮蔽物が何も無く強烈な陽射しに晒され続けるのに比べ、木陰の恩恵で涼しく過ごせた点でフリーサイトにして正解だったと感じている。


HDタープ・レクタMをサクッと張り、シンドーム4は前室(ヨーレイカでの用語は後室)をタープ下に突っ込むカタチでセッティング。


テントと反対側の辺にキッチンを設け、真ん中にリビング/ダイニング、道路側にTLP-130を置いて物置とした。


ひととおり設営を終えたところでコーヒータイム。
ついでに「田沢湖市」で買った朝採りトウモロコシを茹でてオヤツにする。


晴れてはいるが雲が多いため暑くはなく、心地よい風がタープ下を吹き抜ける。

まったりとしたひとときを過ごした後、周辺の散策に出かける。



『どこか湖に降りられるところはないか?』と南に向って歩き始めるが、見当たらず(※翌日、北に向って歩けば良かったことに気づいた)、田沢湖ハーブガーデン ハートハーブに着いてしまう。

中を見学し、お土産等を物色しているうちに結構時間が経ってしまい、サイトに戻って夕食の準備を始める。


本日の夕食はBBQ。(笑)

というのも、当初予定していたスペアリブ用の肉がスーパーに無く、代わりに美味しそうなサザエや岩ガキがあったため、メニューを変更することにした。


ファイアグリルで炭を熾し、オードブルにサザエと岩ガキを焼き焼き。

ご飯が炊き上がった頃、メインのお肉(もち豚、カルビ等)、田沢湖市で買った野菜(しいたけ、ピーマン)を焼き始める。
サイドメニューはキュウリとニンジンのスティックサラダ。

炭火で焼きたてをいただくのは本当に美味しい。

キャンプでBBQをするのは、彼女とは初めて、私個人としても15年ぶりくらいだったのだが、美味しい現地の食材でBBQするのはキャンプ旅行の魅力だと改めて感じた。


夕食を終えた19時頃、車で20分くらいのところにある水沢温泉へ。

今回の目的は乳頭温泉郷であるが、乳頭温泉郷の日帰り入浴は15時までで、遅くまでやっているのは水沢温泉くらい。

とは言っても、立派な温泉で、湯温が異なる大きな内風呂が二つに、これまた大きな露天風呂が二つある。

硫黄の匂いが強く、お湯も白濁した本格的な温泉で、旅の垢を落とし、露天風呂にゆったりと浸かってかけ流しのお湯を愉しむ。


じっくり1時間ほど温泉を満喫してからキャンプ場に戻り、消灯時間である22時頃には就寝となった。



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